動脈造影は、血管(動脈)が狭くなっているか、詰まっているか、肥大しているか、奇形であるかを評価するために医師が用いるX線画像診断検査です。 (この手順は、血管造影とも呼ばれます。)
手順
医師は、細いチューブ(カテーテル)を動脈から体内に挿入します。 カテーテルは、他の動脈に移動して評価することができます。 X線画像を得るために、医師はカテーテルを通して目的の動脈に色素(造影剤と呼ばれる)を注入します。 これにより、医師は動脈をライブX線で見ることができます(透視法)。 処置の間、お子様はX線シールドで保護されます。 その後、X線画像が撮影されます。
麻酔
患者さんは静脈内鎮静法または全身麻酔を受け、この処置の間は眠っている状態になります。
リスク
この検査はリスクが低いと考えられています。 しかし、潜在的な合併症は以下のとおりです。
- カテーテルを挿入した部位の圧痛、あざ、腫れ
- 痛み。 腕や脚のしびれや冷感
- 血管の損傷
- 血栓
- 脳卒中
- X線に対するアレルギー性反応
- 腎機能低下
X線に対するアレルギー性反応。造影剤反応)
手術後
お子様は回復エリアで4~6時間監視されます。 その間、穿刺した腕や脚をまっすぐにして、じっとしていることがとても重要です。 そうすることで、出血のリスクを減らすことができます。
入浴
包帯は48時間、乾いた状態で固定する必要があります。 その間、お風呂やシャワーを浴びないようにしてください。
48時間後、ガーゼと透明な包帯はとってもかまいませんが、白いステリ・ストリップスはとらないでください。 7日経ってもステリ・ストリップが剥がれなければ、剥がしてもかまいません。 (注:すべてのお子様にステリ・ストリップがあるわけではありません)
48時間後、お子様は通常通り入浴を再開することができます。
活動制限
お子さまは学校や保育園などの活動を再開することができます。 ただし、1週間は運動量を制限し、特にサッカーなどの接触性のスポーツや乱暴な遊びは避けてください
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