召命センター

12月 15, 2021

司祭とは、洗礼を受け、聖職の秘跡を受けた人のことです。 この秘跡によって、人は奉仕する神聖な力を与える聖職に就くのです(CCC 1592)。 聖職神権は共通神権に仕えるために与えられ、神の民は皆、共通神権に参加するよう召されています(CCC 1546-1547)。 司祭は “キリストがご自分の教会を絶え間なく建て上げ、導く手段 “であり、したがって、”神のことばと恵みによって教会を養うこと “はカトリック司祭の使命です(LG, 11)。 このように、司祭は神と人類の間の仲介者、すなわち “橋渡し役 “です。司祭は、その存在そのものにおいて神と人類を一つにするイエス・キリストの唯一の神権に参加することによって、この役割を果たします。 司祭は、教え、神聖な礼拝、民衆の指導を通してこの「橋渡し」を行う(CCC 1592)。

司祭は、今日の私たちにイエス・キリストの務めを提供する。 司祭がミサの聖なる犠牲をささげるとき、その犠牲をささげるのはキリストである。 司祭が和解の秘跡で罪を赦すとき、赦すのはキリストである。 司祭が教会の使命である教育と福音宣教にあずかるとき、司祭を通して語られるのはキリストなのです。 彼が神の民に愛と慰めと支えを与えるとき、キリストは彼らとともに真に存在されるのです。 このような理由から、聖ヨハネ・ヴィアンニーは司祭職を次のように説明しています。 「司祭はこの世で救いの業を続ける……もし私たちがこの世の司祭を本当に理解するなら、私たちは恐怖で死ぬのではなく、愛で死ぬだろう……司祭はイエスの心の愛だ」(CCC 1589)<7786> 。

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