減感作とは?
減感作とはアレルギー「注射」のコースで、花粉、カビ、ダニに対するアレルギーが診断されたときに勧められるものです。 ペットの免疫システムを刺激し、アレルギーの原因となる粒子に対するブロック抗体を作らせようとする。 約60-70%の症例で、この結果を得ることができる。 残りのペットは、反応しない。 そのようなペットには、シャンプーや代替医療を提供することができますが、かゆみを抑えるためにコルチゾンが必要になる可能性があります。
初期コースは、最初は3日間隔で徐々にワクチンの量を増やしていき、最後の3回は10、20、30日間隔で注射をする17回の注射を行います(プログラム参照)
17回の注射終了後、「維持」「治療」レベルに達したため、3週間ごとに行う注射に切り替え、最低2年から3年間継続します。 コストを最小限に抑えるため、ご自宅での注射をお勧めしています。 初診時に注射の仕方を説明し、ワクチンと注射針をお渡しします。
ワクチンのスケジュールは、当院またはお近くの動物病院が開いている時間帯に設定してください。 まれに動物がワクチンに対してアレルギー反応を起こすことがあります。 注射をした後、30分間はペットの様子を観察してください。 嘔吐、唾液分泌、呼吸困難、苦しそうな様子が見られたら、すぐに最寄りの動物病院に連れて行ってください。 注射後数時間以内にじんましんやかゆみの増加などの軽微な症状が出た場合は、クリニックに報告してください。
今後について
症状がなくなった時点から少なくとも2年間は、21日ごとにバイアル2 1.0ccを継続してください。
アレルギーワクチンの改善は緩やかで、かゆみが軽減するまでに2ヶ月から6ヶ月かかります。 この間、愛犬ができるだけ快適に過ごせるように、低用量のコルチゾン、抗ヒスタミン剤、シャンプーなどが処方されることがあります。 これらの錠剤の回数や量を増やすと、アレルギー・ワクチンに悪影響を及ぼす可能性があるため、指示通りに使用してください。
減感作後、3-4ヶ月間は、副腎皮質ホルモンから離脱するか、必要最小限の量で継続するよう試みてください。 このワクチンはノミアレルギーを治すものではないので、常に厳重なノミの管理を行う必要があります。 予約が必要です。 その間に何か疑問や問題があれば、遠慮なく当院にご連絡ください。