軸椎関節炎(axial SpA)は、腰痛を主症状とする炎症性関節炎です

軸椎関節炎は包括的な用語で、以下を含みます:

Ankylosing Spondylitis (AS)

X線で仙腸関節や脊椎に変化が見られる場合。

X線検査では変化が見られないが、MRIで炎症が確認できる場合、または症状がある場合。

X線検査以外の軸椎関節炎では、10人に7人が背中のMRIで仙腸関節や脊椎に炎症が確認できます。

10人に3人が背中に痛みがあってもMRIで炎症が見えない場合があります。 10人に3人くらいは、腰痛の症状があるにもかかわらず、MRIで炎症が確認できないこともあります。 その理由はまだよくわかっていませんが、MRIの感度に起因していると思われます。

軸索性SPA(AS)の代表的な症状としては、以下のようなものがあります。

  • 背中の痛みやこわばりが、数時間から数日ではなく、数週間から数ヶ月かけてゆっくりと、または徐々に現れる
  • 早朝のこわばりと痛み。
  • 3ヵ月以上続く(短期間の発作ではなく)
  • 運動するとよくなり、休むと悪くなる
  • 体重が減る(特に初期)
  • 疲労感や倦怠感
  • 熱っぽい、寝汗をかく

どうなるのか

  • 痛みを伴う、進行性の炎症性関節炎です。 主に脊椎が侵されますが、他の関節や腱、靭帯も侵されます。

    また、眼や腸などの他の部位も侵されることがあります。 これは、関節炎として知られています

  • 炎症が起こると、付着部の骨が摩耗します。 炎症が治まるにつれて、新しい骨が作られるようになります。 この炎症が繰り返されると、さらに骨が形成され、背骨を構成している個々の骨が融合していきます
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