パンジーは涼しい気候の代表的な花ですが、冬に育てることはできるのでしょうか？ 答えは、住んでいる場所によって異なります。 ゾーン7から9の庭は、冬の寒さに見舞われるかもしれませんが、この小さな花は丈夫で、寒波を乗り越えて冬の花壇を彩ります。

冬のパンジーの栽培

冬に屋外でうまくパンジーを栽培できるかどうかは、気候や冬の気温によります。 ゾーン6よりずっと北の地域は厄介で、パンジーを枯らしてしまう冬の気候になるかもしれません。

気温が約25度（-4℃）まで下がると、花や葉がしおれ始め、あるいは凍ってしまうこともあります。

パンジーの冬のお手入れ

パンジーを冬の間越させるには、しっかりとしたお手入れと、適切な時期に植え付けることが必要です。

パンジーの耐寒性は根から始まるので、華氏45～65度（7～18℃）の土壌に植える必要があります。 冬のパンジーは、ゾーン6と7aでは9月末に、ゾーン7bでは10月初旬に、ゾーン8では10月末に植えます。

パンジーは、冬になると肥料も余分に必要になります。 冬は粒状肥料の養分を植物が取り込みにくくなるため、液体肥料を使用します。 パンジー専用の配合肥料を使い、シーズン中は数週間おきに施します。

冬の雨は、パンジーにとって根腐れの原因となり、ダメージが大きいことが分かっています。

雑草を抜いたり、パンジーの周りにマルチングをしたりして、雑草を寄せ付けないようにしましょう。 冬の間、より多くの花を咲かせるために、枯れた花は切り落としましょう。

パンジーの防寒対策

華氏20度（-7℃）のような異常な寒さが数日以上続く場合は、植物が凍って枯れないように保護することができます。 最も簡単な方法は、松の藁を5センチほど積み、熱を逃がさないようにすることです。

パンジーは、冬の手入れをしっかり行い、寒すぎる気候でなければ、冬の間、春を待ちながら元気な花を育てることができるのです。