心膜炎の患者さんにはどのような治療法がありますか?

急性心膜炎の治療には、イブプロフェンやアスピリンなど痛みや炎症を抑える薬が使われます。 心膜炎の原因によっては、抗生物質や抗真菌薬が必要になることもあります。

症状が重い場合、2週間以上続く場合、いったん治まったのにまた再発する場合は、コルヒチンという抗炎症剤を処方されることもあります。 コルヒチンは炎症を抑え、心膜炎が数週間、あるいは数カ月後に再発するのを防ぎます。

イブプロフェンを大量に服用しなければならない場合は、医師が胃腸の症状を和らげる薬を処方することがあります。 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を大量に服用する場合は、腎臓と肝臓の機能の変化を調べるために、頻繁にフォローアップの予約を取る必要があります。

慢性または再発性心膜炎の場合は、気分が良くても数年間NSAIDsまたはコルチンを服用しなければならない可能性があります。 また、ステロイドやアザチオプリン、ヒト免疫グロブリン静注、アナキンラなどの薬による治療についても相談することがあります。

その他の治療法

ほとんどの場合、心膜炎の患者さんに必要な治療は薬だけです。 しかし、心膜に液体がたまり、心臓を圧迫している場合は、心嚢穿刺と呼ばれる処置が必要になることがあります。 カテーテルと呼ばれる細長い管を使って、余分な液体を排出します。 カテーテルと針は、心エコー図を用いて心膜まで誘導されます。 針で液を抜くことができない場合は、心膜窓という手術が行われます。

収縮性心膜炎の場合、心膜の一部を切除する必要がある場合があります。 この手術は心膜切除術と呼ばれます。

手術は通常、心膜炎を再発した患者の治療として行われませんが、他の治療がうまくいかない場合に、医師から話を聞くことがあります。

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